To your Friends
ギンタへ
そちらの様子はどうだ? 前に言っていた「ガッコウ」には行っているか?
俺もベルも元気だ。メルへヴンの治安も今のところ安定していて、クロスガードは暫く破壊された街の復興作業に従事することになりそうだ。
この前レスターヴァで記念式典があり、久しぶりに皆とも会った。
皆元気にしていたよ。ジャックは少し背が伸びていた気がする。
その際にスノウとドロシーが手料理を振る舞ってくれた。
が、あまり良い経験ではなかったことを記しておこう。
スノウは「小雪ちゃんも料理が上手(彼女の“上手”と言う基準が俺にはよく理解出来ないのだが...)なんだよ!」と胸を張っていたが、食したお前の感想は...
「ねぇアルヴィス、何書いてるの?」
そこまでペンを走らせた所で、ベルがそう声をかけてきた。
最初はアルヴィスの邪魔をしないように……と、黙って彼の周りを飛び回っていたのだが、好奇心を抑えられなくなったらしい。
そんな素直な小さな妖精に、アルヴィスは微笑みかけた。
「手紙だよ」
「ふーん。誰に?」
便箋を広げている机に降り立ち、しゃがみ込んで文面を覗き込むベルに、アルヴィスは再びペンを動かしながら答えた。
「ギンタに」
「え?」
その返事に大きな目を丸くさせたベルは、視線を便箋に落としているアルヴィスを暫く見つめた。
そして首を傾げながら、疑問を隠し切れずに尋ねた。
「でもギンタは元の世界に帰っちゃったよ?」
すると、アルヴィスはベルを見てまた微笑んだ。
ぽかんとしているベルに、時折彼女をからかう際に見せるいたずらっ子の様な表情になり、どこか楽しそうな様子でまた作業を続けた。
それから何度か彼の名を呼び続けるベルの声には答えず、むーと頬を膨らませたベルが不貞腐れる頃、アルヴィスはペンを止めた。
はっとして腰掛けていた窓枠から見遣ると、アルヴィスは一度文章に目を通した後それを丁寧に折り畳んだ。
傍に置いてあった封筒にそれを入れ、しっかりと封を綴じはがれないことを確認すると、アルヴィスは立ち上がった。
「出かけようか、ベル」
「……何処に?」
「手紙を出しに」
先程からの謎は解けないままだが、アルヴィスが何処かへ行くと言うのならベルはついていくだけ。
慌てて飛び立つと、開いた扉越しに彼女を待つアルヴィスの元へ急いだ。
静かにカタン、と音を立てて閉じられた部屋の窓から見える空は、青だった。
「ギーンタ!」
「ん?」
授業終了の号令が終わってからも机に向かい、熱心に何かをしているギンタに小雪は声をかけた。
駆け寄って小雪が覗き込むと、机には手をつけられた様子のない生物のノートと教科書、そして数枚の紙と鉛筆が転がっていた。
「何書いてるの?」
「手紙!」
間髪入れずに答えるギンタは尚も鉛筆の動きを止めない。
「ふ〜ん、誰に書いてるの?」
「アルヴィスに!」
告げられた名前に、小雪は別の少女を通して見た夢の中の少年を思い出す。
海の様な青い髪と氷青色の瞳、傍らに妖精を連れている彼。
「手紙出そうな、て約束したからな!」
「そっかぁ!」
目の前のギンタが綴る文字はれっきとした日本語だ。
……メルへヴンで読める人はいるのかな。
ああでも、アルヴィスは頭いいから平気だよね、きっと!
「あ、私のことも書いてるの?」
文面を辿っていって見つけた自分の名に、小雪は意識を引かれる。
「ん? ああ!」
「何て書いたの?」
好奇心が沸いて訊ねる小雪に、うーんそうだな〜と腕を組んでギンタは答える。
「小雪とスノウはそっくりだけど、やっぱ別の人間だなって」
「……ふうん」
ギンタから視線を外して小雪は窓の外を見る。
そこに広がる空に、もう一人の自分を思い描き笑む。
「そっかぁ」
相づちを打つ小雪の顔は、どこか満足げだった。
何となく、小雪がスノウに、スノウが小雪に抱いていた、感情の欠片みたいな物を理解していたギンタは、納得したように笑う小雪の様子に笑みを浮かべた。
しかし、ふとそこでいたずら心が働き、次の授業の準備をしながら立ち上がった。
「でもー……」
ん? と振り返った小雪に二カッと笑いながらギンタは駆け出した。
小雪が追いかけて来るのを見越した上で。
「怒ると怖い所は同じだな! って!!」
「あー! ひどいー」
わざと大仰に文句を言い、昔よりも大きくなった背中を、小雪は笑いながら追いかけた。
郵便局で切手を買ったあと、何故かアルヴィスはそのまま馴染みの雑貨屋へと足を運んだ。
手紙を出さなくていいのかと聞いたが、これはいいんだよ、と言うばかり。
シックな作りの扉を開けるとカランカラン……と可愛らしい音が出迎えた。
「ねぇアルー、ここでなにするのー?」
しかしアルヴィスはベルの質問には答えず、そのまま店内を見渡し何かを探している。
そして目的の物を見つけたらしい、ある区画にまっすぐと向かう。
そこにある物に、ベルはますます首を傾げる。
「……キャンデー?」
その棚には色とりどりのグミやキャンデー、ゼリービーンズが詰まった瓶が陳列されていた。
それらは午後の陽光が当たって、包んでいるセロファン越しにキラキラ、まるで宝石のように様々な色を反射させている。
暫くアルヴィスは沢山のお菓子の瓶を手に取って、いくつか確かめる様に見比べた。
そしてそこの棚の中では中くらいのものを一つ手にすると、会計に向かう。
アルヴィスよりも少し年上の、顔見知りとなった女性店員が応対した。
見目麗しいアルヴィスを意識してほんの少し頬を染めながら、500ピューターです、と答える店員にアルヴィスは会計を済ませ、ここで商品を開けてもいいかと訊ねる。
構いませんよ、と店員が答えるとアルヴィスはコルク栓を抜き取り中身を掌に出した。
そして無造作に数個掴みポケットへと入れると、残りを店員へと差し出した。
「はい」
「え?」
驚いた女性が声を上げるとアルヴィスは朗らかに笑って言った。
「オレだけでは食べ切れないし、ここにはお世話になってますから」
どうぞ、と差し出される色とりどりのお菓子を彼女は動揺しつつも受け取り、ますます頬を赤くし微笑んだ。
「……ありがとうございます」
空っぽの瓶を抱え去っていくアルヴィスは、また今度、とかけられる声に笑みを浮かべることで答えた。
一連のやり取りを見ていたベルは、大勢の人で賑わう街の通りを飛びながら思う。
……最近のアルヴィスはよく笑うようになった。
ウォーゲームが始まるまでの彼は、親しい人物以外、誰にも心を開かなかった。
頼れるものは自分だけと、常に気を張っている感じだった。
でも、背中を預けられる仲間を見つけたことで、無理に張りつめていたものがなくなった。
普段の雰囲気も柔らかくなったし、笑顔も多くなった。
そのため、アルヴィスが最初の冷たいイメージと実際は違うことが、皆にも少しずつ分かり始め、交友関係も少し広がった。
それは嬉しいけれど。
ああやって他の人にも笑顔を振りまかれると、ちょっと面白くない。
……アルヴィスの笑顔はベルだけのだったのに。
憮然と頬を膨らませているベルに、アルヴィスはふと気付き視線を送る。
それから見えない様に小さく微笑むと、ポケットの中をまさぐり、先程購入したキャンデーを二つ取り出す。
「ベル」
優しく響くテノールの声で名前を呼ぶと、ベルは相変わらず不機嫌そうな顔でアルヴィスに向いた。
「はい」
綺麗な笑顔でアルヴィスがキャンデーを差し出す。するとベルは目を大きくしてアルヴィスを見つめた。
……なんだか怒っていた気持ちが削がれてしまった。
満更でもないような表情でベルは黙って受け取ってセロファンを剥がす。
アルヴィスが小さめのキャンデーを選んでくれたので、ベルはそれをそのまま口にすることができた。
途端に口いっぱいに広がる甘さ。
それにベルは思わず頬を緩ませた。
その様子にアルヴィスも微笑み、自分の分のキャンデーのセロファンを剥がす。
すっかり機嫌が直ったベルは、メロン味のキャンデーを口の中で遊ばせながら言う。
「アルヴィス、そのビンどうするの?」
しかしやっぱりアルヴィスは答えずに、手に乗せたキャンデーを口に入れた。
そして頭上に広がる青空を見上げながら、楽しそうに呟いた。
「甘いな」
「こっちに帰る前に、アルヴィスと話してたんだ」
次の授業中も手紙を書くのに熱中していたギンタは、教室移動からの帰り、小雪に唐突に話し始めた。
「この世界とメルへヴンは、どっかで繋がってるって。門番ピエロ以外にも、メルへヴンと行き来できる方法がきっとあるって!」
再びメルへヴンに平和が戻った日、ギンタはかつてジャックにしたように、皆にこちらの世界の話をした。
ビルがいっぱいなこと、電車や飛行機といった交通手段。
はたまた科学の力で宇宙にまで行けること。
友達がいる学校のこと。そして母や小雪のこと。
メルへヴンからは想像出来ない話に、皆は目を丸くしていた。
時折小雪の眼を通していたスノウの解説も加わり、ますます場は盛り上がった。
そして宴もたけなわとなり、酒の回ったアランやスノウが大騒ぎしているのを笑って眺めていると、ふいにナナシが「自分、その世界知ってるわ」とポツリと呟いた。
その言葉を聞いていたのはギンタとアルヴィスだけで、思わず瞳を見張った二人とナナシの、三人だけの静かな会話が暫く続いた。
というのも、ナナシはルベリアで拾われる前、ARMの存在を知らなかった。
そしてあの当時、希少な門番ピエロは使われた形跡がない。
「きっと交通事故かなんかで、メルへヴンに飛ばされたんとちゃうかな?」
「…………こうつうじこ?」
メルへヴンの人間なら知らないはずの単語を、意識せず使うナナシにアルヴィスは訝しげに言葉を繰り返した。
ただ一人その単語の意味を理解できたギンタは、ああ、アルヴィスは車知らないもんなーとちょっと微笑ましい気持ちになって笑った。
その会話の終わりに、きっと届くと何故か互いに確信がいって、ギンタとアルヴィスは手紙を出し合うことを約束したのだ。
「そしたらさ、ナナシのことだって説明できるし、またいつか皆に会えるかもしれねーし」
……異世界への扉がまた開くかはわからない。
またメルへヴンの平和が乱されて、あの世界の誰かが異界の住人を望んだとしても。
喚ばれるのは、自分でないかもしれない。
日常に戻った自分には、進学や就職といったこの世界での“現実”が待っていて。
そうした日々を繰り返すうちに、きっと今とは違う自分になっていく。
知らず知らず、メルヘンの世界を忘れていく。
でもそんなのは嫌だ。
あの日々を、あの世界で生きてる人々を忘れたくない。
それに。
「そう信じてる方がさ、きっと楽しいじゃん!」
オトナになってからも、オレはこの“ワクワク”を忘れたくない!
そして、たとえ途方もない空想みたいな出来事でも。
「……そうだね。きっと届くよ!」
信じているのは、自分だけじゃない。
変わらない笑顔をくれる小雪にへへっと笑みを返したあと、ギンタは書き終えた手紙を取り出した。
「よっ、と!」
それを飛行機の形に折り、教室の扉をくぐると助走をつけて、全開された窓へと思いきり放った。
風に吹かれて舞い上がる紙飛行機は、青空の下で白くきらめいた。
「ギンタと話してたんだ」
さくさくと、アルヴィスが踏みしめる度に草が立てる音が森の中に響く。
「メルへヴンとギンタの世界は、何処かで繋がっているって」
太陽の光が差し込んだ鮮やかな緑の空間の中、アルヴィスはあの夜の会話を思い出す。
『自分、その世界知っとるわ』と言った盗賊の首領。
普段あまり見せない真面目な表情とその言葉に、素直に驚いたことを覚えている。
「そう言えば、バッボの奴言ってたな。オレとナナシの匂いが同じだって」
「同じ?」
「初めてバッボに会った時、オレの事、この世界にないような匂いがするって言ったんだ。その後ヴェストリの地底湖で、ナナシもオレと同じ匂いがするって、アイツ言ってた」
そう話すギンタの視線の先には、酔っぱらったダンナとリズムをとって踊っている(跳ねている?)バッボがいた。
「……同じ匂いねぇ」
低く単語を繰り返したナナシに、少し考える素振りをしていたアルヴィスが話しかける。
「……ドロシーに以前聞いたが、アランさんがダンナさんを喚んだ六年前以降、カルデアで作られた門番ピエロは使われた形跡がないそうだ」
そこでアルヴィスは一度言葉を止め、少し笑ってギンタを見つめた。
「俺がギンタを喚んだ以外」
そして隣に座るナナシへと顔を向けた。
「だから、ナナシは別の方法でメルへヴンに来たんじゃないか?」
振り向いたアルヴィスの表情が思いがけず楽しそうなものだったことに、ナナシは少し驚き、それからバンダナの中の眼を細めた。
ああ、この子もこんな表情できるんやなぁ、なんて思いながら。
「……そやね」
その後ナナシの交通事故宣言があり、疑問符を浮かべるアルヴィスと、彼の反応に笑うギンタ、そして「あれ、交通事故ってなんや?」と自問するナナシの姿がそこにあった。
森の奥まで来たアルヴィスは足を止め、瓶の蓋が閉まっている事を確認する。
「手紙、ギンタに届くかな?」
「わからない」
正直に答えたアルヴィスは、目の前に流れる小川を見つめて膝を落とす。
手紙が届くかどうかはわからない。この瓶は、川が運ぶ他の物と同じように下流へと流れていくだけで、自分が今している行為は徒労に過ぎないかもしれない。
抱えていた手紙の入った瓶を、緩やかな流れにのせる。
手を離すと、岸を離れる船のようにゆっくりと動いていく。
時折浮き沈みしながら離れていくそれを見つめるアルヴィスは、隣で見ているベルに
「届くかはわからないけど」
子供みたいに楽しそうな顔を見せた。
「そう信じてる方が、楽しいだろ?」
届くと信じることで、自分はギンタを忘れない。
違う世界にいても、自分たちは繋がっている。そう思えるのだ。
ガラスの表面が映す青空をしばらく見つめた後、帰ろうか、と言ってアルヴィスは来た道へと戻って行く。
その隣をついていくベルはふと気になって、背後の小川を振り返った。
「……あれ?」
先程まであった“何か”がない。
違和感に首を傾げ、小川に視線を巡らせているとアルヴィスが呼んだ。
「あ、待ってぇ! アルヴィス!」
おいていくよ、と笑いながら告げられて、ベルは視線を前へと戻し木々の隙間を縫うようにして彼の元へと急いだ。
二人の後ろを流れていた川は、いつも通りせせらぎだけを運んでいて、他には何もなかった。
「ただいまー」
夕飯の買い物を済ませたギンタの母は、誰もいない部屋に声を響かせる。
いつもと同じ。でも、今までとは違う安堵に似た充足感を感じながら靴を脱ぐ。
一人だけど一人じゃない。
帰って来る人がちゃんといる。
隣に転がっているのは自分よりも大きな靴。
ダンナの、靴。
「えーと、これはダンナ、私、ダンナ、ダンナ……」
買い物袋を机に置き、マンションのポストに入っていた手紙を仕分けする。
六年振りに帰ってきたダンナの再就職の手続きや、無事を知った古い友人からの便りで、このところ手紙がとても多いのだ。
他には出版社からの新しい絵本の依頼やダイレクトメール。
ここ数ヶ月暖めていた構想を使ってみようか、黙々と仕分けしながら思考が仕事モードに入っていた彼女は、ふとある一通の封筒に目を引かれる。
「ん?」
英語ではない、見たことのない文字で綴られているその手紙には、やはり見たことのない城のような建築物が描かれた切手が貼ってあった。
彼女には読めないが、切手の隅の方には『平和記念・レスターヴァ城』と印字されている。
「外国のかしら?」
しばらくそれを見つめていた彼女は他の二人にあとで聞いてみるか、と結論づけてそれを机の見やすい位置に置いた。
「さて、夕飯の仕込みしとこうっと」
キッチンへと向かう彼女の髪を、ベランダから吹き込んだ風が揺らした。
同じように風を受けるカーテンが、ローテーブルに時折影をつくる。
その光の戯れの向こう側にある青空と、同じ色をした切手の手紙には、綺麗な筆跡でこう書かれていた。
To Ginta
From Alviss
END
原作沿いのその後の話。青空に向かって白い紙飛行機を飛ばすギンタのイメージから思いついた話です。
ほのぼのとした、明るい雰囲気を目指しましたがどうでしょうか?
お気づきでしょうが、この話では「青空」をテーマにしています。
ギンタとアルヴィス、別々の世界で暮らす二人ですが、見ている空は実は同じ色。
離れていても、繋がっている。
メルの持つ「夢を忘れない」というテーマを据えて楽しく書きました。
個人的にベルのヤキモチが書いてて可愛いなぁと思いました。そしてモテる事に無自覚なアルヴィスも楽しかった!
受験終了したらまず書こう!と、ずっと暖めていた話です。
未熟な作品ですが、皆様への感謝の気持ちを込めて、サイト二周年記念フリー小説とさせて頂きます。
よければお持ち帰りください。
最後までお付き合いくださり有難うございました!
追記:執筆時に書き忘れたことを二つ書かせて頂きます。
その1
ナナシの交通事故発言は、ナナシ役の声優・小野坂昌也さんが以前言われていたことから頂きました。
多分DVDの特典映像かイベントで「ナナシは交通事故でメルへヴンに来た」と言われていたかと記憶しております。勿論冗談ですが(笑)
安西先生ファンの中では、ナナシ=ジョーカーという説も大きいですが、私個人は残念ながら「烈火の炎」は未読ですし、現実世界の人間だと嬉しいなぁと思うので、このサイトではナナシ=ギンタの世界の人間という設定にしています。
ギンタが現実世界へ帰るとき、もし行けたとしてもナナシはメルへヴンを選んだのではないかな、と私は思っています。
アニメ版の「そっちの女の子にも興味はあるけど、仲間がおるからなぁ。
__バイバイやギンタ!元気でな!」とさっぱり笑う姿が好きです。
その2
個人的なお気に入りポイントなのですが......前半でアルヴィス宛の手紙を読んだ時、小雪は「異界に手紙が届くこと」ではなく「アルヴィスが日本語を読めるかどうか」を気にしています。
それは勿論彼女がずれてるのではなく、当たり前の様に異世界の存在を信じてるからで、ピュアな彼女の良さが出てる所だなぁと、自分で書いてて思いました。
でも日本語だけどアルヴィスは頭いいから大丈夫!って思っちゃう所が、彼女の電波というか、可愛い所だと思います。
そんな自分なりの思い入れも含め、少しでもこの作品を楽しんで頂ければ幸いです。
最後までお読みくださり有り難うございました!